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普通の会社員の試行錯誤の日々

銀行はどこがいいのか「メガバンク・ネット銀行比較」編

日本に在住をしていて銀行を使っていない人は恐らくいないでしょう(信用金庫、JAなどは除きます)。給与の振込、公共料金やクレジットカードの引き落とし、取引上での振込など、個々に理由は様々です。通帳作成や、硬貨出入金の有料化(手数料)とメガバンクを始めとする店舗を有する銀行の効率化が進んでいます。

一方ネット銀行(ネットバンク)は、預金金利が高く設定、引き出し手数料が無料などサービス面で秀でています。

メガバンクとは、都市銀行とは、またネット銀行の利点など、基本的なところから解説をします。

■目次

1.銀行の種類

2.メガバンクとネット銀行(ネットバンク)

3.各銀行の比較(預金金利・提携ATM・手数料)

4.メガバンクとネットバンクのおすすめ

■1.銀行の種類

銀行の種類には様々な分け方があります。メガバンク、地銀、ネット銀行等々。

金融庁の業態名称別で分けると次のようになります。(2022年2月時点)

 

都市銀行(4行)

みずほ銀行三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行

すべて前(株)

信託銀行(13行)

みずほ信託銀行三井住友信託銀行、三菱UFJ信託銀行、すべて後(株)

他10行

その他(17行)

ゆうちょ銀行、あおぞら銀行新生銀行楽天銀行セブン銀行、すべて前(株)

他12行

地方銀行(62行)

千葉銀行横浜銀行広島銀行福岡銀行、すべて前(株)

他58行

第二地方銀行(37行)

北洋銀行仙台銀行名古屋銀行みなと銀行、すべて前(株)

他33行

外国銀行支店(57行)

割愛

 

銀行ではありませんが、協同組織金融機関(JA、信用金庫、ろうきん等)があります。

以下は読み飛ばしていただいて結構です。

協同組織金融機関とは、経営形態が協同組合組織の金融機関のことです。株式会社とは違い、営利を目的とはせず、仕事や地域が同じくする人や団体などが、生活などを向上させるために資金を出し合って、会員または組合員の相互扶助を重視した非営利組織です。国内においてこの形態の金融機関は、信用金庫、信用組合農業協同組合、漁業協同組合、労働金庫などです。産業組合法に基づく信用組合制度が1900年に制定されました。(東海東京証券のHPより)

 

■2.メガバンクとネット銀行(ネットバンク)

メガバンクというと通常、みずほ銀行三井住友銀行、三菱UFJ銀行を指します。都市銀行りそな銀行は、3メガバンクに次ぐ銀行です。

東名阪・札仙広福(さっせんひろふく)にお住まいの方には意外に知られていませんが、メガバンクの支店を出店していない県が多いのです。

 

ネット銀行(ネットバンク)は、対面の店舗を持たずインターネット上での取引を中心として営業している銀行のことです。実銀行が行っているインターネットを使った取引業務(インターネットバンキング)とは異なります。

有名なところでは、住信SBIネット銀行楽天銀行イオン銀行ソニー銀行等です。

ネットバンク上位10行の預金額合計が29兆円、一方三菱UFJ銀行が182兆円、りそな銀行が32兆円という規模感になります。(2021年のデータ)

 

■3.各銀行の比較(預金金利・提携ATM・手数料)

メガバンクとネットバンクの比較

 

メガバンク

ネットバンク

金利(年利)

0.001%

0.001~0.1%

提携ATM

コンビニ、ゆうちょ

コンビニ、ゆうちょ

引き出し手数料

110~220円

0円

無料制限回数

1~無限回/月

ネットバンクは代表的な5行より抜粋

 

メガバンクの窓口営業時間(月―金)は、9-15時に対して、ゆうちょ銀行は9-16時、りそな銀行はさらに上を行く、9-17時というのは意外に知られていない。(一般的な営業時間で、店舗により土日営業を行うところもある)

 

代表的なネットバンクの比較

 

ネットバンク

非ネット

 

楽天

イオン

住信SBIネット

ソニー銀行

あおぞらBANK

新生銀行

金利(年利)

0.02~0.1%

0.01~0.1%

0.001%

0.001%

0.2%

0.001%

提携ATM

コンビニ、ゆうちょ、イオン銀

イオン銀、コンビニ、ゆうちょ

コンビニ、ゆうちょ

コンビニ、ゆうちょ

セブン、ゆうちょ

コンビニ、ゆうちょ

引き出し手数料

0円

0円

0円

0円

0円

0~110円

無料制限回数

4~7回/月

1~5回/月

2~20回/月

4~無限回/月

無限回/月

無限回/月

手数料無料条件・備考

 

セブン除く

 

 

無限条件なし

預金100万円以上

黒太文字:優位な点

赤太文字:注意点(少し劣る点など)

 

■4.メガバンクとネットバンクのおすすめ

メガバンクはどこも同様のサービスを受けることができます。お勤め先や取引先の関係で決めてください。メガバンクの支店がない地域は、地方銀行第二地銀、ゆうちょ銀行等々から選定してください。

都市銀行のひとつ(第4のメガバンクりそな銀行は窓口営業時間が長いので一考です。グループの埼玉りそな銀行は埼玉県では非常に店舗数が多いです。

 

ネットバンクのおすすめは、資産運用を行うために証券口座が必要ですが、連携のしやすさや、預金金利の優遇など利便性の高い、楽天銀行住信SBI銀行です。

預金金利で選ぶなら、メガバンク等の200倍もある、あおぞら銀行BANKです。

預金残高100万円以上という条件はあるものの、引き出し手数料が無料かつ回数無制限であるというネット銀行以外にはあまりない特典が魅力なのは新生銀行です。

各銀行の金利や手数料・制限回数などの条件は更新されますので、常に最新の情報をご確認ください。

(以上の情報は2022年10月時点のものです)

 

▷参考動画(YouTube

www.youtube.com

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